• プラナビ編集部

原島建築物語

最終更新: 3月17日


―はらしまけんちくものがたりー


東青梅市で大工一筋だった原島 正行(はらしま・まさゆき)さんが建築家との家づくりをするようになったのは25年前。

先代のお父様が築いてきた地元の地場に寄り添った大工仕事だけでなく、これからの時代を踏まえた“なにか、新しいこと”を考えた時に思いついたのが【デザイン】だったといいます。


「親父の知り合いの工務店に修行にいきましてね。そこで数年してうちに戻って仕事をしたんだけど、そんなに仕事量があるわけではなくて。どうしょうかなと思ってた時に、この家を建て替えるってなって。これをなにかの新しいきっかけにしたかった。(原島さん)」



それまで建築家との付き合いが全くないという中、建築家の葛西潔さんに設計をお願いし、施工を原島さん自らが担当。

大工の技術を存分に生かした木のぬくもりを感じる高い天井と大きな吊橋のような形をした上り通路が目を引く、現在も暮らす事務所兼自宅が生まれました。

まるで美術館のホールのような開放感溢れる美しいデザインは、建築当初とても話題となり、テレビや雑誌にも数多く取り上げられたといいます。


この原島さんご自身の家づくりから“建築家と一緒に家をつくる”という、原島さんが思い浮べた“デザインと共にある原島建築”の新しい形がここから始まりました。


そこからはずっと方向性や強みの違う様々な設計事務所の施工をしながら建築家がつくる家づくりを間近で見て強みや方向性を見てきたという原島さん。

その後、設計事務所で働いていた義理の息子の杉山さんが原島建築で一緒に働くようになったことで原島建築はより加速して設計事務所との建築の幅を広げていくことに。

当時は社長である原島さん自らが、これまでの作品集を持って直接、設計事務所へ営業に周り、今も一緒に家づくりをする設計事務所との関係を築き上げてきたといいます。


現在は中学生の頃から自然とお手伝いをしていたという長男の大翼(だいすけ)さんも一緒に原島建築で働くようになり、現在は家族3人となった原島建築。

「気が合うんでしょうね。二人ともうまくやっています。私はそろそろ引退します。(原島さん)」と、冗談半分に笑いながら言う原島さん。

最近は一級建築士の資格を持つ杉山さんが設計から施工まで行う物件も増えてきており、杉山さんの設計が人気でお客様からの問い合わせも増えてきているそう。

「このまま設計も施工も全部やっていく方向に、少しづつ変わっていければいいな。」と言いながら、ふと真顔になった原島さん。


「でもね。設計事務所の方々と仕事をやらせてもらっているから、そこでいいものに触れていられる、そこをヒントにもさせてもらえる。事務所によって違ういろいろないいものを見せて貰えることが、非常に勉強になって刺激になります。その刺激が大分大きいんです。(原島さん)」

そう言った原島さんの柔らかな笑顔と力強い言葉が印象的でした。






大工を始めてからずっと変わらず「お客さんと一緒になって家づくりをしたい」という思いで大工であり続けてきたという原島さん。“お客さんと一緒に“という思いが柔軟に物事を取り入れる原動力となってきたのだなと感じました。

これからも原島建築は、時代に合わせた“なにか、新しいこと“と共に、お客さんへのあたたかな気持ちをそっと受け継いでいく。


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プラナビ編集部 鈴木



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