• プラナビ編集部

丸正渡邊工務所物語

最終更新: 7月28日

―まるまさわたなべこうむしょものがたりー



4代目現社長の渡邊 正博(わたなべ・まさひろ)さんは、代表就任前にホテルマンとして11年間東京で勤務をしていました。幼少より家業を継がない予定でいたところ、現会長から歴史ある会社を引き継ぐことになりました。

大正時代から続く丸正渡邊工務所は、創業者の渡邊泰造さんが山梨から東京に出て大工業を立ち上げたところから始まりました。現在の清水建設とも仕事をし、聖路加病院の建設にも携わったそうです。


「守るべきところは守り 変えなければいけないところは変える」

現社長渡邊さんの言葉からは100年近い伝統を守る責任の重さが伝わってきます。


いえづくり


山梨では住まいにこだわりのある施主さまが多いとのことでした。

「ハウスメーカーでは満足されていないように感じます。お客さまの思い描いているものを一緒に実現できるような会社を探されている方が多く、いつも丁寧な打合せが求められます」


また「この土地 どう思います?」など、アドバイスを求められた際は、作り手としてお客さまのメリットになるようなサポートを意識しています。

住宅性能面、特にパッシブデザインへの取り組みに力を入れ、土地の日当たりなどをしっかり3Dで確認していきます。

パッシブデザインとは太陽光、風など自然の恵みを積極的に利用し、人工エネルギーの消費を抑えながら快適な住空間を構築する設計の考え方で、「この土地ではリビングを2階にしないと厳しい」など事前アドバイスを具体的に行っていきます。

日照時間が長く、自然豊かな山梨。その土地を知り尽くした歴史ある工務店からの提案は、施主様の期待を超えていくものと思われます。

まちづくり

「家は街並みをつくるものでもあり、街並みにもマイナスにならないような建築をしていきたく思います。地元の我々がつくるものが街並みをつくっていくのです」

施主さまのお宅は街並みの一部でもあるため、周囲との調和も大切にしているとのことでした。何十年も残るものという意識を常に持ち、経年による劣化を少なくする建築を心掛けているそうです。

私たちも年齢を重ねていきますが、将来の住環境が良く無ければ気持ちよく暮らせません。性能にもデザインにも数十年先を見越したものが求められます。


ひとづくり

「お客さまの人生で一番大きなイベント、思いにご一緒できる醍醐味が工務店で働く魅力です」

現在、丸正渡邊工務所では社員大工が10名規模にまでなっています。

これは現社長から始めた取り組みで、将来的に大工が少なくなることを懸念し、絆(きずな)をより深めているとのことでした。こうすることで技術の継承もしやすくなり、後進の育成につながっています。今春には女性大工の入社もありました。

取材中「うちは職人の会社です」と繰り返す渡邊さんの姿が印象に残りました。



渡邊さんのホスピタリティにあふれるソフトな物腰と、伝統を守るための固い信念、そして将来を見据えた取り組みから、丸正渡邊工務所の発展、そして山梨の家づくりを守る姿が見えました。


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プラナビ編集部 小森


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